[アップデート]利用可能な EKS バージョンを取得するために、DescribeClusterVersions API が追加されました
EKS の API に DescribeClusterVersions が追加されました!
本 API を利用することで、現在利用可能な EKS バージョンや EOS 情報を取得することができます。
4 年前からあった issue が遂に対応された形になります...!
EKS の各バージョンに対応するプラットフォームバージョンと Kubernetes マイナーバージョンも同じ API 経由で取得できるようになりました。
これが最適だったのかは知りませんが、これまで EOS 情報は公式ドキュメントから確認してました。
クラスターバージョンに対応するプラットフォームバージョン、マイナーバージョンも下記ドキュメントを見て確認していました。
ブックマークしておけば良いのですが、API 経由で取得できるに越したことはないですよね!
地味ですが、かなり嬉しいです。
※ プラットフォームバージョンは EKS のバージョンであり、Kubernetes のバージョンとして規定されるクラスターバージョンより細かい単位として存在します。バージョン 1.30 の EKS の中に eks.7、eks.8 といった複数のバージョンがあり、セキュリティパッチの適用やコントロールプレーンのアップデートに対応してバージョンが上がっていきます。各プラットフォームバージョンには、パッチバージョンも含めた完全な Kubernetes バージョンが紐づきます。
実際に取得してみた
AWS CLI は v2 最新の 2.22.26 を利用しました。
% aws --version
aws-cli/2.22.26 Python/3.12.6 Darwin/23.5.0 exe/x86_64
コマンドを実行してみます。
% aws eks describe-cluster-versions
{
"clusterVersions": [
{
"clusterVersion": "1.31",
"clusterType": "eks",
"defaultPlatformVersion": "eks.15",
"defaultVersion": true,
"releaseDate": "2024-09-26T09:00:00+09:00",
"endOfStandardSupportDate": "2025-11-26T09:00:00+09:00",
"endOfExtendedSupportDate": "2026-11-26T09:00:00+09:00",
"status": "STANDARD_SUPPORT",
"kubernetesPatchVersion": "1.31.3"
},
{
"clusterVersion": "1.30",
"clusterType": "eks",
"defaultPlatformVersion": "eks.23",
"defaultVersion": false,
"releaseDate": "2024-05-23T09:00:00+09:00",
"endOfStandardSupportDate": "2025-07-23T09:00:00+09:00",
"endOfExtendedSupportDate": "2026-07-23T09:00:00+09:00",
"status": "STANDARD_SUPPORT",
"kubernetesPatchVersion": "1.30.7"
},
{
"clusterVersion": "1.29",
"clusterType": "eks",
"defaultPlatformVersion": "eks.26",
"defaultVersion": false,
"releaseDate": "2024-01-23T09:00:00+09:00",
"endOfStandardSupportDate": "2025-03-23T09:00:00+09:00",
"endOfExtendedSupportDate": "2026-03-23T09:00:00+09:00",
"status": "STANDARD_SUPPORT",
"kubernetesPatchVersion": "1.29.11"
},
{
"clusterVersion": "1.28",
"clusterType": "eks",
"defaultPlatformVersion": "eks.32",
"defaultVersion": false,
"releaseDate": "2023-09-26T09:00:00+09:00",
"endOfStandardSupportDate": "2024-11-26T09:00:00+09:00",
"endOfExtendedSupportDate": "2025-11-26T09:00:00+09:00",
"status": "EXTENDED_SUPPORT",
"kubernetesPatchVersion": "1.28.15"
},
{
"clusterVersion": "1.27",
"clusterType": "eks",
"defaultPlatformVersion": "eks.36",
"defaultVersion": false,
"releaseDate": "2023-05-24T09:00:00+09:00",
"endOfStandardSupportDate": "2024-07-24T09:00:00+09:00",
"endOfExtendedSupportDate": "2025-07-24T09:00:00+09:00",
"status": "EXTENDED_SUPPORT",
"kubernetesPatchVersion": "1.27.16"
},
{
"clusterVersion": "1.26",
"clusterType": "eks",
"defaultPlatformVersion": "eks.38",
"defaultVersion": false,
"releaseDate": "2023-04-11T09:00:00+09:00",
"endOfStandardSupportDate": "2024-06-11T09:00:00+09:00",
"endOfExtendedSupportDate": "2025-06-11T09:00:00+09:00",
"status": "EXTENDED_SUPPORT",
"kubernetesPatchVersion": "1.26.15"
},
{
"clusterVersion": "1.25",
"clusterType": "eks",
"defaultPlatformVersion": "eks.38",
"defaultVersion": false,
"releaseDate": "2023-02-22T09:00:00+09:00",
"endOfStandardSupportDate": "2024-05-01T09:00:00+09:00",
"endOfExtendedSupportDate": "2025-05-01T09:00:00+09:00",
"status": "EXTENDED_SUPPORT",
"kubernetesPatchVersion": "1.25.16"
},
{
"clusterVersion": "1.24",
"clusterType": "eks",
"defaultPlatformVersion": "eks.42",
"defaultVersion": false,
"releaseDate": "2022-11-10T09:00:00+09:00",
"endOfStandardSupportDate": "2024-01-31T09:00:00+09:00",
"endOfExtendedSupportDate": "2025-01-31T09:00:00+09:00",
"status": "EXTENDED_SUPPORT",
"kubernetesPatchVersion": "1.24.17"
}
]
}
延長サポートで利用できるバージョン、標準サポートで利用できるバージョンがそれぞれぱっとわかって良いですね。
現在の各クラスターバージョンで利用されている Kubernetes パッチバージョンもさくっと確認できています。
まとめ
Auto Mode や Hybrid Node など直近は派手なアップデートが多かった EKS ですが、年末に地味だけど待望のアップデートが来ました。
EKS のバージョンアップに関する体験は改善され続けているので、便利になっていくことに感謝しつつ使い倒していきたいですね!